リフレッシュ新生活（２）

街中へ遊びに来た孟起さん、なんか凄く趣味の悪いギターで弾き語りの路上パフォーマンスをしている人が何処か見覚えある気がして足を止めて見てます。ギターはユキヒョウの皮かね、それは。 孟起（・・・・・・ん・・・？あれは確か・・・・・・・） 凌統です。凌公績。そもそも会った事あるのかどうか神の記憶は定かじゃありませんけども。 まあ直接面識はなくても戦場で見かけた、軍議で名前が出たくらいは知ってる程度の扱いはイケますかね、 お互い無双武将だし。 孟起「・・・中断させて済まないが、貴殿は呉軍の者ではないだろうか？」 一曲終わったところで声を掛けてみました。 公績「えっ？あーそうですけど、あんたは？」 さっきまであんなに晴れていたのになんだか空が灰色・・・・。雨は降らないけど時々こんな空になるこの街。 孟起「俺は蜀の馬孟起だ！会った事はなかったか、錦馬超と言われてたのだが」 明確かつ簡単な自己紹介。錦馬超。 公績「あー・・はいはい、多分直接はお会いしてないと思いますけど分かりますよ。なんかいつも派手な兜で正義正義って言ってた、あの人か。俺は凌公績です。ひとつ、宜しく」 孟起「(´Д｀；)おう、よ、よろしく頼む。（俺は人には案外極端な印象を持たれてるのだな・・）ところで凌統殿、 他にも誰か来られているのか？まさか曹操とか・・・・」 いえ、全く極端じゃないです、あなたの印象。非常に的確。 太平の世になって別天地へ出て来た同士なので元の所属国は敵同士だろうと関係なしの筈だけど、取り敢えず 曹操だけはやっぱり許せない馬孟起。 というかこの人から曹↑操↑ーーー！！！って恨みと雄叫びを取ったら痴呆になっちゃいそうだ。もう生き甲斐。 公績「ああ、甘寧の馬鹿なら何故か家共有して住んでますけど、他は知らないですねえ、俺は。 というか、俺と甘寧とあんた以外にもまだ居るんです？」 この街へは魏・呉・蜀、それぞれ関所が違うのでこちらで出会わない限り誰がいるのかはお互い知りません。 孟起「・・・そうか、変な事を聞いてしまった。済まん。・・・・うむ、いるぞ。俺は従弟の馬岱と一緒に暮らしている！あと他に、家は別だが劉備殿、関羽殿と張飛殿、諸葛亮殿も来ているぞ！」 徐元直とはまだ会ってないので存在を把握してません。 公績「へえ・・・　蜀はその辺りが揃ってるんですか。うちは俺たち以外は特に聞いてないです。まあ、来てるならそのうち連絡もあるでしょうし」 孟起「うむ、そうか。まあ、また誰か移ってきたようなら俺にも連絡を貰えたらと思う。我が家の住所は太平洋岸HWY5320だ」 孟起さんどうやら自分の住所を覚えたようです。迷子になったら帰れなくなるから住所だけはちゃんと覚えてよ、 若ー！って伯瞻の声が聞こえてきそうだ。やけにカッコ宜しい住所。 公績「じゃあさよなら、馬超さん。良かったら今度うちに遊びに来てくださいよ」 公績はこれから仕事だと言うので住所と携帯番号を交換してお別れ。（神、呉家の住所表記控え忘れ・・・）