ヘッダーイメージ 本文へジャンプ
生活記録-アナザーワールドLA蜀家

引越し再び、そして再会(2)

数日後
市の回覧広報が来て、犬、猫、馬と数種類の小動物を新たに飼育出来る許可が下り、他所の町で集められた可哀想なペットの無償譲渡を数日間行なうとのことで、仕事の帰りに早速寄り、ペットベッドやエサ皿、爪とぎなど飼育用品一式と猫を一匹、引き取って帰りました

昔実家で飼っていた犬に似た色柄だったから選んだそうです。
名前は「小涼」とつけられ、蜀家の一員になりました。



翌日、やっぱり猫だけじゃ寂しいので再び帰りに譲渡会場に寄り、ワンちゃんもお迎えしました。
昨日はまだ結構残っていた犬猫も今日はもう大分減ってましたが、コーギーのオスが残ってました

名前は星星(シンシン)。由来は特になし、結構適当。
馬超「ほら、星星。お手はこれだぞ?分かるか?」
犬飼ったら誰でもまず通る道(笑) 取り敢えず「お手」を教えてみる。

最近ちょっと暖かい日が続いているのでマーさん服がまた前のカーディガンに逆戻り。



馬承「ワンワ~、キャハハッ」
馬超の子なので動物好きを受け継いだ模様?の馬承

小型犬なので実物を初めて見る赤ちゃんでも抵抗なく接する事が出来るようです。

ペロペロ嘗めてもらってご機嫌なようです。


馬秋「小涼、ほら、ヨシヨシ・・ あぁん、じっとしててよ~」
相変わらず王様衣装で闊歩している秋ちゃん、猫を抱っこして可愛がっていたら暴れられました
小学生にはちょっと大きいかな、大人の猫さんは。


猫と犬が家族に加わり、まだ引っ越し先は決定しないもののそこそこ楽しい生活を送っていたある日、馬超に電報が届き、四川で商店を営み暮らしていた従弟の馬岱がこちらへ引っ越してきたという事で会いに行きました。

馬超「おお、岱!何年ぶりだ、こちらへ引っ越してきたんだってな、驚いたぞ!」

馬岱「はは・・本当に、久しぶりです兄上・・・ 実は四川の店が区画整理で立ち退きになっちゃったんですが、
別の場所でまた借りてってのもなんかもう面倒臭いなと思って、それで兄上がいるこの町で落ち着こうと思って移住してきたんですよ。・・兄上もお変わりないようで、よかった。奥さんやお子さん達も皆お元気で?」

直接会うのは約二十年ぶりなものの、手紙やメールで連絡は取り合って居たので馬岱も馬超が結婚して子持ちだということは既に知ってます。
・・・・しかし改めて「奥さん」って書くとちょっとむず痒い(笑)男媽媽だからね、張飛さん・・・
簡単に紹介すると馬岱は馬超の父の兄の子で、馬超より二歳年下です
※年齢はうち設定です

馬超「ああ、なるほど・・・・そういう事だったのか、それはまた難儀だったな。でもこの町は本当に暮らし易いから、お前にも気に入って貰えると思う。・・・・・・うん、張飛も、子供らも皆元気だよ。張苞は今年から高等科になったし、下の双子はもうそろそろ歩きそうなんだ、子供の成長ってのは本当に早いもんだよ・・・・・お前は、ずっと独りか?」

馬岱「そうなんですか、じゃあ楽しみですねぇ・・・ あ、ええ・・・  うちの店はそんなにドンドン儲かるようなものじゃなかったですし、それ思うと妻子養える気もしなかったんで、敢えて考えないようにしてきたんですよ。
まあ・・・・今となってはもう、独りのほうが気楽だと思うようになったんで、多分この先も僕は独りのままだと思いますけどね。だから、兄上のところで必要なら家事手伝いでも何でもしますよ」

という訳で、超説明臭い会話を交わして初登場。
今後は時々馬岱も登場します、どうぞよろしくね


  



フッターイメージ